PAIN

 

君を失った時に 手のひらから

世界も一緒にこぼれて落ちた

何も感じられない

 

街へ出ればいつもと同じ様に

意味のない仕事に追われて走る

何も聞こえない

 

二度と立てぬ痛手なのに

受け入れてく不思議だ 人は

追いつけない この悲しみ 後に残して

 

君の部屋の 窓辺に 車とめて

つくはずもないのに あかりを探す

何も見えない

 

思い出は 砂に書いた 文字のように

あらわれてく

いつも二人 波打際 歩いていたね

もろくつよく

 

二度と立てぬ痛手さえも

受け入れてく不思議だ 人は

追いつけない この悲しみ 後に残して

 

                              by  shogo hamada